安倍晋三首相は13日、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で、2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際枠組み「パリ協定」が採択されたことについて、「高く評価する。歴史上初めて190余の国々すべてが参加する公平な合意が得られた」との談話を発表した。
首相はこの中で「日本は(30年に温室効果ガスを13年比で)26%削減という目標に計画的に取り組まなければならない。経済成長を犠牲にせずに達成していく」と強調。地球温暖化対策について「内閣の最重要課題として取り組む」との決意を示した。