フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル。男子の世界最高得点を更新して初の3連覇を遂げ、金メダルを手に笑顔の羽生結弦=12日、スペイン・バルセロナ【AFP=時事】
時事通信社

 【バルセロナ(スペイン)時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は12日、スペインのバルセロナで男女フリーが行われ、男子はショートプログラム(SP)歴代世界最高得点で首位に立った羽生結弦(ANA)がフリーでも219.48点、合計で330.43点と世界最高得点を更新し、史上初の3連覇を遂げた。宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は276.79点で3位、村上大介(陽進堂)は6位。

 羽生は3度の4回転を含めて、ほぼ完璧な演技を見せ、出来栄え評価でも大きな加点を得た。

 女子ではSP4位の宮原知子(大阪・関大高)がフリー2位となり、合計208.85点の自己ベストで2位に入った。SP3位の浅田真央(中京大)は6位。エフゲニア・メドベジェワ(ロシア)が世界歴代3位の合計222.54点で制した。