セクハラに逆も何もない?ニコニコニュースのユーザーが考える逆セクハラの問題 | ニコニコニュース

セクハラに逆も何もない?ニコニコニュースのユーザーが考える逆セクハラの問題
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先日、「教えて!gooウォッチ」では「泣き寝入りしかないの!? 逆セクハラが認定されにくい悲しい日本……」という記事をリリースした。一般的にセクハラと聞くと、女性が男性にされるイメージがあるが、世の中には男性が女性にされるセクハラも存在する。記事内ではこうした所謂逆セクハラに対して立証の難しさや具体的な事例について、専門家の見解を交えてご紹介した。

これについて提供先のニコニコニュースで約630にも及ぶコメントで盛り上がっているのを発見。たが、どこまでがセクハラに当たるのかというのは、受け手の性的不快感によって変わってくるため判断や対応が難しそうである。そもそもこうした逆セクハラに対して世の中の男性たちはどう思っているのだろうか? そこで今回はニコニコニュースのユーザーの意見をピックアップしてご紹介したい。

■セクハラはセクハラである

寄せられたコメントを遡って見てみると、まず多かったのは「逆セクハラ」という言葉に違和感を持つ意見である。

「逆~と言ってる時点で、男性が女性にするものと決めつけてるも同然だと思うんだけど。加害者と被害者の性別がどうであれ『セクハラ』でしょうに」(ひなさん)、「逆などない。同性含めセクハラに性別差はなく、反対語も存在しない」(mileさん)

確かにセクハラはセクハラ以外の何ものでもない。「セクハラに性別は関係ない。異性同士だろうが同性同士だろうがセクハラはセクハラだ」(zeroさん)という意見もあるように、誰しもがセクハラの被害者、加害者になる可能性があるということ。

また、そうしたセクハラに悩んでいる男女がいることを知ることが、セクハラの問題を考える上での第一条件になってくるのかもしれない。

■男女で考えたいセクハラの問題

ほかにもセクハラに関連する事例として「これと似た例だけど、温泉とか入ってて清掃のおばちゃんが入ってくるとこあるけど、個人的にあれ嫌なんだよね。ちゃんと時間決めて清掃して欲しい」(deltaさん)、「銭湯の掃除は男湯なのにどうしておばちゃんがやるの、男性客がセクハラに感じたら銭湯側は改めてくれるの、って昔からある難しい話」(西川旭さん)という意見を挙げる人も見られた。

不快に感じる男性もいれば不快に感じない男性もいるかもしれないが、こうした事例もセクハラに当たるのか当たらないのかという、判断が難しいケースのひとつなのかもしれない。

個人的に少し懐かしかったのは「そもそも『その辺で着替える』っていうのも女子側が『男なんて外で着替えりゃいいじゃん』って言い出すのが原因ですし」(わるがみさん)と意見である。


学生時代に教室で着替える女子に対して、冬場の寒い時期に廊下で着替えをする男子が「女子ばっかり不公平だ!」と担任の先生に相談したところ、授業毎ごと男女で場所を変えて着替える、という風に変わったのを思い出した。

いずれにせよ元記事にあるように、男性が受けるセクハラに限らず「男女で別の立場だったら……」と、相手の気持ちになって考えることができれば、セクハラは生まれにくいという結論に落ち着きそうである。皆さんならこうした男女のセクハラ問題についてどのように考えるだろうか?

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)