九州の暴力団組員関与か 王将事件、遺留品DNA型が一致
「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の社長だった大東隆行さん=当時(72)=が2013年12月、本社前の駐車場で射殺された事件で、現場近くから遺留品が見つかり、検出されたDNA型が九州に拠点を置く暴力団組員の男と一致したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
京都府警山科署捜査本部は、男が事件に関与した可能性もあるとみて、年明け以降、拠点先の県警との合同捜査を検討している。ただ大東さんとの関係がはっきりせず、トラブルも確認できないため、男の周辺を含め慎重に捜査を進めている。