14日の日経平均株価は前週末比347円06銭安の1万8883円42銭と大幅反落して取引を終え、終値としては11月4日以来約1カ月半ぶりに1万9000円を割り込んだ。原油価格の下落を受けて投資家心理が悪化した。リスク回避でドル・円が急落し、日本市場でも主力株を中心に売りが先行。日経平均は下げ幅を一時620円近くまで拡大した。ドル・円がやや下げ渋ったため後場から下げ幅を縮めたが、買い材料難で戻りは限られた。
業種別では、鉱業株、証券株、石油・石炭株、機械株、鉄鋼株が値下がり率上位。水産・農林株は上昇した。(編集担当:宮川子平)