【ニューデリー時事】パキスタン北西部の連邦直轄部族地域で13日、古着を売る市場で爆発があり、AFP通信によれば、少なくとも23人が死亡、30人以上が負傷した。イスラム教スンニ派の過激組織が、犯行を認める声明をメディアに送りつけた。
報道によると、市場には爆発当時、冬用の衣類を求めて多くの人が集まっていた。バッグに隠された爆弾がさく裂したとみられる。
現場はアフガニスタンとの国境に近く、イスラム教シーア派が多く住む地域。以前から多数派スンニ派との宗派間争いが続いていた。声明は犯行について、シリアのアサド政権を支持するシーア派への報復だと主張している。