お笑いコンビ・品川庄司の品川祐(43歳)が、12月13日に放送されたバラエティ番組「芸能人つまずきビッグデータ」(フジテレビ系)に出演。2006年に出版した自身がモデルの著作「ドロップ」関連の印税総額について、同番組は「2億円はくだらない」との税理士による見解を紹介した。
お笑い芸人の小説といえば、ピース・又吉直樹「火花」の240万部、麒麟・田村裕「ホームレス中学生」の225万部などがあり、それぞれ印税は軽く億を超えていると言われている。対して品川の小説「ドロップ」は30万部止まりで、そこまでの印税は発生していない。それでも品川の印税収入が「2億円はくだらない」とされるのは、マンガ化され、これまで27巻、累計発行部数800万部を超えているからだった。番組に出演した税理士によると、マンガの著者印税は一般的に「定価×部数×10%」で、原作者が別にいる場合には「漫画家7:原作者3」といった分け方が多いという。ただ、品川の場合は有名人のため「漫画家6:原作者4(品川)」の可能性もあるようだ。そこから吉本興業がどれほどの割合を持っていくのかは定かではないが、引かれた分を考えても1億円は残ると推定。さらに小説の印税が4,000万円、映画やDVDに関する印税が6,000万円で、合計すると印税総額2億円というのが税理士による試算だ。そしてマンガは現在も継続中で、今後もさらなる印税収入が見込めるという。
品川は「額は別として」と、税理士の試算が正しいかどうかについては明言を避けたが、「マンガって1年に何巻かずつなので、何年にもわたってなんで、(印税が一度に入って)うわっ!っていうのはないですけど、いま、『あ〜…助かるな…』っていうのはある」と、印税ライフを語った。