外食の線引きのイメージ
共同通信社

 政府、与党は15日、10%への消費税増税時に軽減税率が適用される飲食料品と、対象にしない「外食」との線引き案をまとめた。外食はテーブルなど「飲食設備」のある場所での提供を基準とし、こうした設備から離れた外食店の出前や持ち帰り食品は8%とする。

 自民、公明両党は15日午後に開く税制調査会の会合で軽減税率の制度内容を固め、16日に2016年度税制改正大綱を正式に決める方針だ。

 線引き案は外食を「テーブルや椅子など、飲食設備を設置した場所での食事の提供」と定義。牛丼やハンバーガーの持ち帰りやピザの宅配、すし店のお土産などは8%とした。