マイナビスチューデント
かつては「おニャン子クラブ」をヒットさせ、現在は「AKB48」のプロデューサーとして知られる秋元康さん。作詞家としても、さまざまなアーティストの楽曲を手がけています。そのジャンルはアイドルソングにとどまらず、ロックから演歌までと幅広く、長年ヒットメーカーとして活躍していますね。そこで今回は、クレジットを見て驚いた、秋元康さんが作詞した曲について読者609名に聞いてみました。
Q.クレジットを見て驚いた、秋元康さんが作詞した曲を教えてください(複数回答)
1位 川の流れのように(美空ひばり) 31.0% 2位 クリスマスキャロルの頃には(稲垣潤一) 23.0% 3位 STARS(中島美嘉) 11.8% 4位 愛が生まれた日(藤谷美和子・大内義昭) 10.2% 5位 なんてったってアイドル(小泉今日子) 9.8%■川の流れのように(美空ひばり)
・「アイドル曲だけかと思いきや、演歌もヒットさせててすごい」(24歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職) ・「まさか美空ひばりさんの曲まで作詞しているとは思わなかった」(35歳女性/ソフトウェア/技術職) ・「最初に気がついたとき間違いだと思った」(51歳男性/建設・土木/技術職)■クリスマスキャロルの頃には(稲垣潤一)
・「好きな曲だった。AKBとイメージ合わない」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職) ・「あの名曲も秋元だったのかと驚いた」(32歳女性/金融・証券/営業職) ・「昔から有名な曲なので、そんな昔から活躍しているとは知らなかった」(29歳女性/金融・証券/営業職)■STARS(中島美嘉)
・「中島美嘉の楽曲を手掛けているのは純粋に驚いた」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職) ・「そんなところにまで進出しているとは知らなかった」(35歳女性/小売店/販売職・サービス系) ・「全然雰囲気が違う」(30歳女性/医療・福祉/専門職)■愛が生まれた日(藤谷美和子・大内義昭)
・「デュエット系の歌謡曲の作詞はあまりしなさそうなイメージがあった」(25歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系) ・「アイドルの歌からこんなしっとりとした曲まで、幅広いと思った」(25歳女性/食品・飲料/専門職) ・「この歌がヒットしたのは知っているが、その当時秋元さんは知らなかった」(32歳女性/医療・福祉/専門職)■なんてったってアイドル(小泉今日子)
・「時代の空気を読む歌詞は、やはり秋元さんじゃないと書けなそう」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職) ・「なんとなくアイドルはおニャン子だけだと思っていた」(28歳男性/マスコミ・広告) ・「昔からヒットとばしてるなーと思う」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編:ジャニーズだってお手のもの
・MUSIC FOR THE PEOPLE(V6)「なんでもするのに驚き」(24歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職) ・SNOW! SNOW! SNOW!(KinKi Kids)「あまり秋元さんっぽくない」(26歳男性/農林・水産/技術職) ・デカメロン伝説(少年隊)「大きくなるまで知らなかった」(38歳女性/人材派遣・人材紹介/販売職・サービス系)●総評
1位は「川の流れのように」でした。昭和を代表する歌手、美空ひばりさんの遺作となった曲で、1989年にシングルカットされています。当時、ニューヨークに在住していた秋元さんは、いつも眺めていたイーストリバーをイメージしてこの歌詞を書いたのだとか。やっぱり多才な人はスケールが違いますね。2位は稲垣潤一さんのヒット曲「クリスマスキャロルの頃には」です。1992年に発売されましたが、クリスマスソングのランキングでは、つねに上位にランクインする名曲。今も12月になると、街のあちらこちらでこの曲を耳にします。
3位は、2001年にリリースされた中島美嘉さんのデビュー曲「STARS」。アンケートでは「意外な組み合わせ」との声が多かったのですが、5枚目のシングル「WILL」も秋元さんの作詞ですよ。
4位「愛が生まれた日」も大ヒットしましたね。この曲が発売された1994年当時は、カラオケの定番デュエットソングでした。5位「なんてったってアイドル」は、1985年のリリース。自らをアイドルと連呼する歌詞には、かなりの衝撃を受けました。
こうして見てみると、「この曲もそうなの?」とあらためて驚かされた人も多かったのではないでしょうか。今後も、どんなヒットを飛ばしてくれるのか楽しみです。
(文・OFFICE-SANGA 丸田十五)調査時期:2015年11月16日〜2015年11月30日
マイナビ学生の窓口調べ 調査数:男性165名、女性444名 調査方法:インターネットログイン式アンケート