「メタルギア」シリーズなどを手がける小島秀夫監督が15日付でKONAMIを退社した。KONAMI広報によると退社の理由は「12月15日付けで契約期間満了につき」とのこと。
4日に行われた「THE GAME AWARDS 2015」の表彰式に、小島監督が出席できなかった理由として司会者が「KONAMIの法務担当から先日、(小島監督が)授賞式へ出席し、賞を受け取ることを許可しないとの通告がありました」と説明し物議をかもすなど、KONAMIと小島監督の確執について以前から各所で報じられていた。
10月に米国メディアによる退社報道があった際、KONAMIによれば小島監督は「メタルギアソリッドV ファントムペイン」完成後の長期休暇に入っていると説明していた。
今後は新会社を設立し、新作の開発に着手するとのこと。現時点でKONAMIと新たに契約してゲーム開発を行う予定はないとも。
「ラブプラス」シリーズなどでミノ☆タローとしてキャラクターデザインを手がけた箕星太朗さんは自身のTwitterアカウントで、「小島監督の件、発表されましたね。 スタッフの皆様の新作に超期待しております!」とコメントしていた。
なお、小島監督からの公式なコメントはまだない。