FBI捜査官モルダー&スカリーが科学では解明できない怪事件を捜査するさまを描く人気海外ドラマ『X‐ファイル』の新シリーズが2016年1月24日(現地時間)より米Fox局で放送されるが、既に撮影を終えたキャストとスタッフが新シリーズについて語る舞台裏映像が公開された。
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モルダーとスカリーを演じるデヴィッド・ドゥカヴニーとジリアン・アンダーソンほか、スキナー役のミッチ・ピレッジやスモーキング・マン(煙草を吸う男)役のウィリアム・B・デイヴィス、モニカ・レイエス特別捜査官役のアナベス・ギッシュなどオリジナルキャストが多数続投する新シリーズ。デヴィッドいわく、「X‐ファイル神話を納得させるものにしたい。1話完結のストーリーもあり、あらゆる方向に進めるはずだ。ファンはどこに転んでも喜んでくれると思う」と、前シリーズで描いたストーリーをさらに掘り下げるものと新ストーリーとがミックスされているという。
ジリアンは「お馴染みの顔が現れ、フラッシュライトの光が暗闇で交差するお馴染みの場面が映し出され、あのサウンドトラックを聴いたら、ファンがどんな気分になるか想像できるわ」と述べ、一同がファンのための新シリーズであることを語っている。
6話構成の新シリーズでは、第1話と最終話の第6話が「X‐ファイル神話」に触れるものになるとのことで、政府が宇宙人の存在を証明する証拠を隠しているという説が何らかの形でドラマの中に組み込まれていることを脚本・監督を担当するクリス・カーターが示唆している。
映像の最後には「スカリー、心構えはできているか?」というモルダーの問いに、「ほかに選択肢はないでしょ?」と不安そうなスカリーが。2人が遭遇する新たな謎と真相はどんなものなのか、来年明らかになる新シリーズへの期待が高まる。