16日の日経平均株価・終値は前日比484円01銭高の1万9049円91銭となった。朝方は米株高やドル・円の上昇を受けて買い先行でスタート。大型株を中心に買いが入り、午後1時頃には3営業日ぶりに1万9000円を回復した。その後も堅調に推移し、きょうの高値圏で引けた。原油先物相場の反発などを背景に、今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げが決定される蓋然性が高まり、市場では早くもリスクが払拭される格好となったようだ。
業種別では、証券、輸送用機器、銀行が上昇。一方、空運は下落した。(編集担当:松浦直角)