現実世界で農業に従事している人は関係がないかもしれませんが、世の中にはゲームの中で畑を耕したくてしょうがない人がいるようです。
今回ご紹介するのは、『ファーミング・シミュレーター』に使うトラクター用のコントローラー。農園系のソーシャル・ゲームなどとは違い、自宅にいながらアクセルを踏みつつハンドルを回せる超本格仕様です。
驚く無かれ、Giants Software社が開発している『ファーミング・シミュレーター 15』はシリーズ3作目であり、グレード・アップしたものには、副題に『ゴールド・エディション』の文字が輝くほど。さすがアメリカって雰囲気のゲームですね。
ではここで、米Kotakuによるプレイ動画をご覧いただきましょう。
燃える男の~あーかーいトラクタぁ~♪
これらのコントローラーは、Saitek社の『ヘヴィー・イクイップメント・プリシジョン・コントロール・システム』と呼ばれるセットで、コントロール・デッキだけだと149.99ドル、ハンドルとペダルのセットも同様に149.99ドル。そして3点セットになると299.99ドルというお値段で販売されています。
動画にも出て来ましたが、コントローラーの各パーツはこんな感じです。
トラクターを操作するハンドルには、1人称視点の自分自身を移動させるだけでなく、その視点を動かすのに使う1対の十字キーとアナログ・スティックが付いています。
プップー! クラクションも鳴らせる!
片手でラクラク回せるボールもある
二枚あるペダルはアクセルとブレーキでしょう
そして27個のボタンで25種類のプログラムが登録できるボタン類と、クレーン及びカメラ視点も移動させるスティックが付いたパネルがこちら。スティックにもボタンが2つありますが、残念ながらミサイル類は発射されないと思います。
クルーズ・コントロール機能もあるゾ!
こうしたハンドルやペダルで操作すると、動画のようにファーマー気分が盛り上がることでしょう。これでボインボインと上下に揺れるシートもあればより完璧ですが......。
このコントローラーは、他にもドライビング・シミュレーションの『ユーロ・トラック・シミュレーター』と、宇宙空間を旅する『エリート:デンジャラス』、それに同じく宇宙モノの『カーバル・スペース・プログラム』にも対応。畑を耕す以外にも使い道があるのは良いことですよね。
シミュレーションに使うコントローラーといえば、他にも「『鉄騎』用コックピット内蔵の個室「B.S.B.B.Mk II」」 、「まるでサイヤ人の宇宙船。約400万円の家庭用フライト・シミュレーターが登場」、「電力も圧力も不要! 自作の大型フライト・シミュレーター筐体で仮想現実へ」、「アメリカ海軍のフライト・シミュレーターはモニターが超ワイド」なども過去にご紹介しているので、併せてチェックしてみてください!
Farming Simulator Is Much More Fun With A Complicated Controller[Kotaku]
Farming Simulator Played With Saitek's Farming Controller[YouTube]
Official Website [Farming Simulator]
[MAD CATZ]
(岡本玄介)