2016年1月から放送される“月9”ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)に出演するモデルで俳優の坂口健太郎さんが、放送開始を前にインタビューに応じた。ドラマは、坂口さんをはじめ、ダブル主演の有村架純さんと高良健吾さんら地方から東京に集まった6人の若者たちのリアルな今を映し出しながら美しいラブストーリーを描く。坂口さんに演じる役どころやドラマについて聞いた。
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「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は、1991年に放送され大ヒットした月9ドラマ「東京ラブストーリー」(同)の坂元裕二さんが脚本を担当。有村さんは、育ててくれた養父母の貧窮を助けるため資産家との結婚を強いられ苦悩する音、高良さんは、畑を買い戻し育ててくれた祖父と農業を営むことを夢見る練を演じ、2人を軸に高畑充希さん演じる木穂子、「AAA」の西島隆弘さん演じる朝陽、森川葵さん演じる小夏、坂口さん演じる晴太たちの生活と恋愛模様が展開される。
坂口さんが演じる晴太は“類いまれなルックスを武器に東京の隙間(すきま)を縫うようにして生きる自由奔放な男”という設定。「イケメンって言われるようになって、すごくうれしいです」とはにかみ、「僕がイケメンって言われるようになったのは少女マンガ原作の映画2本(『ヒロイン失格』『俺物語!!』)に出演してからだと思います」と自己分析。また、さっぱりとした顔立ちの“塩顔男子”と呼ばれ注目を集めていることについては「あっ!うまいな!!って思っていました(笑い)。僕の顔って印象に残らない顔だと思っていました。モデルをやっていても、(隣に女性モデルがいても)中和するような顔なので」と謙遜する。
坂口さんは、今作が月9初出演。月9についての印象を聞くと「松嶋菜々子さんが主演した『やまとなでしこ』(2000年)が好きでした。こんなにきれいな人がいるのかって」といい「小さい頃から見ていた月9に出演できて本当にうれしいです。(出演の)お話をいただいてから楽しみしかありません」と語る。
坂元さんの脚本は「台本はひとつの小説を読んでいる感覚」といい、長ぜりふの注文が来ても「あっ、長ぜりふだって感じで頑張りたいと思います」と意気込む。既にクランクインしているが、6人全員のシーンの撮影はまだといい「6人全員がそろったときに、どういう化学変化が起きるのか楽しみにしたいです」と目を輝かせた。
ドラマは、2016年1月18日から毎週月曜午後9時に放送。初回は15分拡大版。