17日の日経平均株価・終値は前日比303円65銭高の1万9353円56銭となった。昨晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)を波乱なく通過し、不透明感が払拭された安心感から買いが先行。午前11時過ぎには心理的な節目の1万9500円を回復した。ただ、この2日間の上げ幅は最大で940円近くに達し、さすがに短期的に買われ過ぎとの見方から後場は上値を縮小。取引終盤には、きょうの安値近辺まで押し戻される格好となった。
業種別では、水産・農林、不動産、食料品が上昇。一方、鉄鋼は下落した。(編集担当:松浦直角)