コッパ・イタリア5回戦のサンプドリア戦を翌日に控え、日本代表FW本田圭佑が所属するミランのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督が会見に臨んだ。イタリア・メディア『Tuttomercatoweb.com』がコメントを伝えている。
現役時代に4シーズンに渡りプレーし、昨シーズンまで2年間指揮した古巣との一戦に向けた会見に臨んだミハイロヴィッチ監督。本田については「何が上手くいっていないのかは、本田に尋ねてくれ。彼が得たチャンスを活かすことができたはずだし、監督を悩ますためにはどうしなければならないか彼がわかっているはずだ」と答え、この2試合で出場機会を与えていない理由について明言を避けた。
続けて「本田は素晴らしいプレーヤーだが、もし彼よりもコンディションで優れる選手がいれば、その選手がプレーする。決断はその時、その時によるもの」と続けた。そして、サンプドリア戦での起用については「23人の招集メンバーに加えており、(彼も)出場できる。プレーするかどうかみてみようじゃないか」と言明。招集メンバーに加えてことを明かしている。
また、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の「落胆している」と伝えられた発言については「どう言ったのか私は知らない。名誉会長の発言を見ていないので、何も言うことはできない」と答えるだけに留まっている。