2014年11月27日に実施された「ノイタミナプロジェクト発表会2015」にて告知解禁されて以来、ベールに包まれていた荒木哲郎監督による新作オリジナルアニメーション『甲鉄城のカバネリ』が、2016年4月よりフジテレビ"ノイタミナ"ほか各局にて放送されることが決定した。
物語は、蒸気機関が発達した島国「日ノ本(ひのもと)」を舞台に、鋼鉄の心臓を持つ生ける屍=「カバネ」と人との生き残りを懸けた戦いが描かれる。装甲蒸気機関車「甲鉄城」に乗り込み、少年少女らが「カバネ」に立ち向かう、スチームパンク・サバイヴ・アクションとなっている。
本作のスタッフは、『進撃の巨人』を手がけた荒木哲郎監督、『進撃の巨人』や劇場アニメ『屍者の帝国』を制作したWIT STUDIOを柱に、シリーズ構成として『プラネテス』『コードギアス』の大河内一楼氏、キャラクター原案には『機動戦士ガンダム0080』『超時空要塞マクロス』の美樹本晴彦氏を迎える豪華スタッフで構成。キャストは、「カバネ」に立ち向かう強い気持ちを秘めた主人公・生駒役を畠中祐、ヒロイン無名役を千本木彩花が担当し、そのほか内田真礼、増田俊樹、梶裕貴、沖佳苗、伊瀬茉莉也、逢坂良太、佐藤健輔、宮野真守らが名を連ねる。
○『甲鉄城のカバネリ』登場キャラクター
■生駒(いこま) cv. 畠中祐
製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅(あらがねえき)に住む蒸気鍛冶の少年。カバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒(づつ)」を友人の逞生(たくみ)とともに開発している。今はまだ皆に侮られているが、いつか見返せる日が来ることを待ち望んでいる。
■無名(むめい) cv. 千本木彩花
甲鉄城(こうてつじょう)に乗って顕金駅(あらがねえき)に現れた謎の少女。どうやら武士から特別扱いされているようだが、その正体は―――
■菖蒲(あやめ) cv. 内田真礼
顕金駅(あらがねえき)を治める四方川(よもがわ)家の惣領(長女)。いずれは父に代わり顕金駅(あらがねえき)を治める立場だが、今はまだ自分の意見をはっきりと言えず、周りに流されてしまう 部分がある。
■来栖(くるす) cv. 増田俊樹
四方川(よもがわ)家に仕える若き武士。菖蒲(あやめ)の身辺警護を任されており、剣の腕は武士の中でもかなりのもの。謹厳実直な部分があり、武士の面目を保とうとする。
■逞生(たくみ) cv. 梶裕貴
顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少年で、生駒(いこま)の友人。無鉄砲な生駒(いこま)を呆れ顔で受け入れているが、何者に対しても恐れず向かっていく生駒(いこま)に対して憧れも抱いている。
■鰍(かじか) cv. 沖佳苗
顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少女。生駒(いこま)や逞生(たくみ)の職場仲間で家庭的な性格。
■侑那(ゆきな) cv. 伊瀬茉莉也
日ノ本(ひのもと)各地に物資を運んで回る駿城(はやじろ)、甲鉄城(こうてつじょう)の乗務員。寡黙だが働き者で仕事熱心な姉御肌。
■巣刈(すかり) cv. 逢坂良太
顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少年。皮肉屋で斜に構えているが、冷静で判断力がある。
■吉備土(きびと) cv. 佐藤健輔
四方川(よもがわ)家に仕える武士。武士としては物分りがよく、身分違いの人間にも分け隔てなく接する。
そして今回、『甲鉄城のカバネリ』は"ノイタミナ"史上初の試みとして、2016年4月放送直前に、特別先行版『甲鉄城のカバネリ序章』を2016年3月18日(金)より全国10館の劇場にて1週間限定劇場上映することが決定し、3月19日(土)にはキャスト舞台挨拶付きのプレミア上映会を開催。チケット発売は12月19日(土)0:00よりチケットぴあにて発売開始となる。また、1月9日(土)よりチケットぴあにてカバネをイメージした「カバネTシャツ」付き前売り券(数量限定)の発売も行われる。
さらに、特別先行版『甲鉄城のカバネリ 序章』との連動企画として「日ノ本カバネ化計画」と題し、チケットぴあにて特別先行版『甲鉄城のカバネリ 序章』舞台挨拶付き劇場鑑賞チケット、または前売券を購入した人だけが参加できるスペシャルな企画が実施される。「日ノ本カバネ化計画」参加者にカバネ化SNSアイコンをプレゼントする"カバネ画像アイコンプレゼントキャンペーン"や制作現場で戦うアニメ制作スタッフたちへの差し入れが「日ノ本カバネ化計画」参加者が増えるごとにグレードアップする"差し入れ企画"などが予定されている。
○「甲鉄城のカバネリ」PV
TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』は、フジテレビ"ノイタミナ"ほか各局にて2016年4月より放送開始予定。各詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。
(C)カバネリ製作委員会