公立中学校の教諭が「しんぶん赤旗」をコピーして生徒に配布していたことが15日、分かった。
産経新聞の記事によると、埼玉県春日部市の市立豊春中学校の男性教諭(53)が9月、ホームルームにて共産党機関紙「赤旗」のコピーと、安倍晋三首相の70年談話を「欺瞞」と批判する文書を配布していた。
生徒による「今日の気になるニュース」という新聞記事を貼って感想を発表する活動で、クラス担任を務める教諭がいきなり自ら発表を始めたという。
配布した「赤旗」の内容は、安全保障関連法案に反対する学生グループ「SEALDs」を取り上げたものだった。そして、「政権の長たるだれかさんの答弁よりも、よっぽどこの法案の本質を言い当てている」などと記したという。
春日部市の教育委員会が9月に学校への調査を指示して、校長は教諭を指導した。だが、教諭は12月上旬にもマイナンバー制度を批判する文書を配布した。
教育委員会は「教諭の政治的中立性を損なう恐れがある」として、処分を検討している。
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参照:産経新聞/公立中教諭が教室で赤旗コピー配布 シールズの反安保デモを持ち上げる 市教委が「政治的中立欠く」と処分検討 埼玉・春日部
参照:東京新聞/春日部市立中教諭、授業に赤旗コピー配布 市教委が処分検討
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)