日本民営鉄道協会は16日、「2015年度 駅と電車内の迷惑行為ランキング」を発表した。お客が迷惑と感じる行為のトップは、7年連続で「騒々しい会話・はしゃぎまわりなど」(38.0%)。2位は「座席の座り方」(31.4%)、3位は「乗降時のマナー」(29.8%)という結果に。
「携帯電話・スマートフォンの着信音や通話」(25.5%)、「ヘッドホンからの音もれ」(25.1%)がそれぞれ4位、5位にランクインするなど、音に関する迷惑行為が上位に並んだ。
「座席の座り方」のうち最も迷惑に感じた行為は「座席を詰めて座らない(間を広くとる、荷物を置く、足を広げるなど)」(66.7%)が断トツ。次いで「座りながら足を伸ばす・組む」(16.3%)、「お年寄りや体の不自由な方、妊婦の方などに席を譲らない」(5.3%)と続いた。
「乗降時のマナー」のうち最も迷惑に感じた行為は「扉付近から動かない」(33.8%)、「降りる人を待たずに乗り込む」(24.4%)を挙げる人が多く、「荷物の持ち方・置き方」については「背中や肩のリュックサック・ショルダーバッグなど」(51.9%)を挙げた人が目立った。
インターネットを使った調査で、2105人が回答した。調査期間は10月1日から11月30日まで。