交尾を忘れたミジンコのお見合いを顕微鏡で覗く生放送、クリスマスイブに再び | ニコニコニュース

「【聖夜のミジンコ生放送】交尾の仕方を忘れたミジンコに『お見合い』の場をセッティング」
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12月24日(木)21時から、ライブ動画配信サービスの「ニコニコ生放送」にて、「【聖夜のミジンコ生放送】交尾の仕方を忘れたミジンコに『お見合い』の場をセッティング」が生放送される。

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顕微鏡の中で繰り広げられるミジンコたちの恋模様をリアルタイムでお届けするこのユニークな番組は7月にも行われ、なんと26万人以上の来場者記録を打ち立てた。

その第2弾として、今回はクリスマスイブからクリスマスにかけて6時間の生放送となる。

顕微鏡から覗く(ミジンコの)愛の結実!


事の発端は、2015年春に、東北大学大学院 生命科学研究科の占部城太郎教授の研究チームが発表した、日本のミジンコに関する驚くべき研究成果だった。

発表によると、日本のミジンコは長い間、雌だけで子を産む単為生殖で繁殖してきた。そのため、交尾によって繁殖する有性生殖が行われず、遺伝子の多様性が大きく損なわれてしまった。このままでは、遺伝子組み換えが行われず、病気などに感染しやすくなり、絶滅の危機も考えられる、とのことだった。

そこで、日本のミジンコを救うべく、ニコニコがミジンコに「お見合いの場」をセッティング。その模様は、23.5時間のぶっ通し生放送企画「ニコニコ23.5時間テレビ」と連動する形で20時間に及んで放送され、大きな反響を呼んだ。

番組は、現在でもプレミアム会員でなくてもタイムシフト機能による視聴が可能だが、第2弾放送直前の24日19時からは、忙しい人用の2時間ダイジェスト版が放送される。

クリスマスイブに今度こそ結ばれてほしい!



7月の20時間に及ぶ番組の中で、ついに一度も果たされることのなかった交尾へのリベンジを込めてか、第2弾はなんと聖なる夜の前夜・クリスマスイブに6時間にわたって生放送される。

番組では、ミジンコ研究の第一人者・占部城太郎教授が登壇。「知れば誰かに教えたくなるような」ミジンコの生態についての解説も。

また、前回、視聴者のアンケートによって観察対象のメスが「クリスティーナ」、オスが「お前ら」と命名され、ユーザーによる擬人化イラストなども盛り上がったが、今回は番組と連動して「ミジンコの静画コンテスト」を開催。

占部教授が番組中に入賞作品を選出。入賞者には番組オリジナルミジンコグッズを、グランプリに輝いた人には、ミジンコグッズに加えて番組内でお見合いに使用した顕微鏡用のスライドガラスがプレゼントされる。