Android、iOS向けの日本語入力アプリ「Simeji」の開発を手がけるバイドゥが、「今年の顔文字大賞2015」の大賞が「( ˙-˙ )」(真顔)に決まったと発表。しかしネットユーザーからは、疑問の声が殺到する事態となっている。
バイドゥによると、約5万種類ある顔文字のうち、SNS上で多く使用されたと思われるものや、今年話題となった言葉が反映されたものを厳選。さらに「Simeji」スタッフが25作品を選び、その中から「今年の顔文字」だと思うものをユーザー投票により決定した(投票総数約2000)。
「真顔」についてSimejiスタッフは、「今年、著名人のインスタグラムやTwitterで多くの『真顔』写真が投稿されていたのをご覧になった方は多いのではないでしょうか」とコメント。トレンドが生まれた理由として、「顔文字大賞」の特設ページでは、
「送り手が受け手の状況を考えずに気楽に送れることと( ˙-˙ )真顔
などと、「( ˙-˙ )真顔」を多用しながら分析した。
しかし、ツイッターに投稿された声をみてみると、そもそも「顔文字大賞」の存在を初めて知ったという声のほか、
「今年の顔文字大賞は
など、「使ったことがない」などのツイートが続出。さらに、
「( ˙-˙ )真顔←こんなの初めて見た!
という声も。
ただ一方で、
「真顔顔文字しょっちゅう使ってるわよく真顔なってるわ( ˙-˙ )」
と、一部には多用している人もいるようだ。
話題になったことで「顔文字大賞」および「真顔」の顔文字が認知度を上げたことは間違いなさそう。これから流行するかも…?
※当記事は2015年12月17日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。