バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今季限りでの退任を示唆した。大手メディア『スカイスポーツ』やドイツ紙『ビルト』などが18日に伝えている。
バイエルンは、19日に行われるブンデスリーガ第17節で、日本代表DF酒井宏樹と同MF清武弘嗣の所属するハノーファーと対戦する。同試合の前日会見に臨んだグアルディオラ監督は、自身の去就について問われると、「カール(ハインツ・ルンメニゲ会長)は全てを完璧に分かってくれたよ」と前置きし、「クラブやルンメニゲ会長と何度も話し合いを重ねた。ハノーファー戦を終えたら何かしらの発表をするよ」と述べた。
2013-14シーズンからバイエルンと結んでいる契約は、今シーズンが最終年となっている。契約延長を希望するクラブ側は事前にグアルディオラ監督に対し、決断の期限はブンデスリーガ前半戦が終わる前の12月と伝えていたという。同監督はマンチェスター・C、マンチェスター・U、チェルシーなどへの就任が噂されている。
「今はハノーファー戦に集中している」と口にしたグアルディオラ監督。『スカイスポーツ』によると、去就に関する公式発表は20日か21日に行われる見通しとなっている。なお、後任としてバイエルンを率いると報じられているカルロ・アンチェロッティ氏についての質問には「カルロは素晴らしい監督で素晴らしい人間だ」と答えた。