DigiTimesは18日(現地時間)、台湾ASUSの次世代フラッグシップモデル「ZenFone 3」に、「指紋認証センサー」が搭載される見込みと報じています。
画像は「ZenFone 2」
DigiTimesが台湾のサプライチェーン筋を通じて入手した情報によると、ZenFone 3がASUS製の端末として初めて指紋認証機能を搭載した端末となり、指紋認証センサーは台湾Elan Microelectronicsおよび中国Goodix製のものを採用する見込みとのことです。
また今回、当初はハイエンドモデル以上への搭載に限られていた指紋認証センサーも近年はその価格が下落し続けており、2016年にはついにその単価が5ドル(約600円)まで落ちることも指摘されました。
そのほか、ZenFoneシリーズは東南アジア、インド、ロシアおよび台湾市場において好調な売れ行きを示しているほか、2016年にはミャンマー、カンボジア、バングラディッシュ、エジプトおよびナイジェリアにおいてもその勢力を伸ばすことが予測されています。現在ASUSは新興成長市場を舞台に中国のスマートフォンメーカーらと激しい価格競争を繰り広げているものの、2016年のスマートフォン出荷台数は、今年度比50%増となる3000万台を記録する見込みとのことです。
なお、ZenFone 3は2016年3月または6月に登場する可能性が指摘されていますが、既に国内市場においてZenFoneシリーズはSIMフリー端末として高い人気を誇っており、おそらくはこのZenFone 3も「ZenFone 2」と同様に国内での販売が開始されることになるかもしれません。
[DigiTimes via Phone Arena]