すべてのクリスマスをロボットに取られてしまったらどうなるか、その日を予見させるマニピュレータロボがこれだ | TechCrunch Japan

RE^2 Roboticsのロボットはいたずら者の悪魔だ。このビデオでは二人のマニピュレータロボットがふつうのハサミを使って紙を雪の結晶の形に注意深く切り抜いていく。その手腕は、未来のテクノロジとして正しく評価するなら、われわれを一瞬沈黙させるだろう。

たしかにこのロボットは、楽しいデコレーションで冬至を祝ってくれているだけだが、でもこんなアームが家庭の日用品になったら、人間は彼らがクリスマスツリー用の木を切ったり、エッグノッグを作ってくれたりするのを、じっと動かない哺乳動物のように見ているだけになってしまうだろう。最後にはロボットたちが、われわれの代わりに祭日を祝ってくれたり、へたなジョークに機械的に笑ってくれたり、セーターを編んでくれたりするようになる。クリスマスプレゼントを包むのも開けるのも、チョコをかけたプレッツェルを食べるのも、ターキーを黄金色に焼いて切り分けるのも、みんな彼らがやり、われわれは地下牢に閉じ込められて泣きわめく。そう、このロボットは今は良いけど、でももしも彼の友だちが、われわれのクリスマスの祝い方を非効率と判断し、8頭のトナカイが引く橇を超音速の空飛ぶジェット戦車にリプレースして、ギフトを屋根に撒き散らし、牙の生えた下顎でクッキーを猛スピードで平らげ、蛇のようにくねくねと煙突から降りてきて、そこにあるありとあらゆる有機物を無差別にずるずる呑み込み、彼のバイオ反応炉の炉心に収めてしまう。ついにロボットはクリスマスをすべて勝ち取り、しかしそれは、始まりにすぎなかったのだ。

楽しい休日を、肉袋(meat bags)たちよ。

出典: Spectrum

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。