バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、日本から出国する際にリーベル・プレートのサポーターからつばを吐きかけられたことが判明した。21日付のスペイン紙『マルカ』が報じた。
前日の20日、バルセロナは横浜国際総合競技場で行われたFIFAクラブワールドカップ2015の決勝でリーベル・プレートを3-0で破り、3度目の同大会制覇を果たした。一夜明け、チームはスペインに戻るために成田空港から出国したが、対戦相手のサポーターから思わぬ洗礼を受けることとなった。
同紙によるとバルセロナの選手たちは数名のリーベル・プレート・サポーターと出入国管理の際にはち合わせし、彼らから侮辱的な言葉やヤジを受けたという。さらに一部のサポーターがメッシに対してつばを吐きかけるという自体にまで発展したようだ。チームを率いるルイス・エンリケ監督や、数名の選手が間に入ってことを収めたようだが、バルセロナの選手たちはこの行為に不快感を示したという。
また、リーベル・プレートOBの同国代表MFハビエル・マスチェラーノも、サポーターから「誰のおかげで飯を食えたかを忘れたのか?」などと激しい言葉を浴びせられたという。マスチェラーノは試合前に「リーベルは僕の家」などとコメントし、古巣への愛着を語っていたが、一部のサポーターからは歓迎されなかったようだ。