「若者のアルコール離れ」って本当?―『お酒に関する実態調査』 | ニコニコニュース

マイナビスチューデント

マクロミルは、全国の20歳~59歳までの男女を対象に、『お酒に関する実態調査』を実施、結果を発表した。調査手法はインターネットリサーチ、調査期間は2015年10月26日~27日。有効回答数は10,000名。

この半年に「何らかのお酒を飲んだことがある」と回答した人は約7割で、そのうち62%が「週に1回以上お酒を飲んでいる」と回答した。また、この半年にお酒を飲んだ経験を年代別に見ると、50代が76%と最も高かったものの、20代は69%、30代は67%、40代は70%で、若者世代と大人世代に大きな差は見られなかった。

「お酒を飲む頻度」 「お酒を飲んだ経験」

お酒に対する考え方を聞くと、「お酒は適度にたしなみたい」が51%、「悪酔いしたり二日酔いしないように気をつけている」が44%、「お酒を楽しんでいる」が44%でトップ3に。「お酒を飲む時間は自分にとっていい時間だと思う」が35%で続いた。

「お酒に対する考え方」

この半年にお酒を飲んだ人を対象に「普段飲むお酒の強さ」について尋ねると、20歳~24歳の9割がアルコール度数「10%以下」を好み、特にアルコール度数「3%程度」のお酒を選ぶ人の割合は、他の年代と比べて最も高く34%にのぼった。一方、アルコール度数「11%以上」の強いお酒は、20代前半と50代後半を比べると2倍以上の差に。なお、女性の方がアルコール度数の低いお酒を選ぶ傾向が見られた。

「よく飲むお酒の強さ(年代別)」 「よく飲むお酒の強さ(性別)」