人気アニメの映画化第2弾「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が全国434スクリーンで公開され、ゲスト声優を務めた女優の長澤まさみ、タレントの堀ちえみ、お笑いコンビ「博多華丸・大吉」、人気キャラクターのジバニャンの声を務める小桜エツコらが舞台挨拶を行った。クリエイティブプロデューサーの日野晃博が、次回作の実写化を示唆し、場内を驚かせた。
来年の抱負を問われた日野は、「来年は実写化かもしれません」と告白。「ジバニャンも実写ってこと!?」と登壇陣がざわつくと、「恐らくはCGも使うかも」と説明。発表は予定しなかったようで、日野は「あとでもめるかも……」と苦笑していた。
この日はジバニャンをはじめ、劇場版第1作に登場したフユニャン、新キャラクターのUSA(うさ)ピョンという主要妖怪3匹も登場。先陣をきって登場したジバニャンは、両手を上げて「全国の劇場は妖怪ウォッチが“爆買い”ニャン!」と自信満々。さらに飛び跳ねながら、「『スター・ウォーズ』には負けられないニャン!」とSF超大作に宣戦布告した。
一方、2つ目のエピソードに登場する、生前のジバニャンの飼い主・エミちゃん役の長澤は、声優陣との思い出を問われると「妖怪ウォッチの大ファンの大吉さんが、みんなに丁度いい妖怪を当てはめてくれたのが面白かった。私は大吉さんを“妖怪ソムリエ”って呼んでます」と振り返る。大吉は、「まさか長澤さんからハードルを上げられるとは」と動揺していたが、「長澤さんは普段はおとなしい方でちょっと暗いところがあるので、リビングに“ホノボーノ”とか置いたらどうでしょう。多分“ドンヨリーヌ”がついてるから」と例えると、長澤は大喜びしていた。
イベント終了間際、最後の挨拶という大役を担ったジバニャンは、「笑って“にゃける”とってもいい作品になったニャ。最早ライバルは“スター・ウォーなんちゃら”じゃなく昨年の俺っちたちニャン! 歴史を塗りかえるニャン!」と両手を振り、客席に集まったファンにアピールした。
「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」は、「ケータくんが死んじゃった!? ケータ改め、妖怪フウ2の誕生!」「ジバニャン、未来へタイムスリップ! エミちゃんをハッピーにするニャン大作戦!!」ほか、5つのエピソードで構成される。同時上映は、レベルファイブ制作のアニメ「スナックワールド」。