マイアミにMLS(メジャーリーグサッカー)の新クラブ設立を目指している元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏が、21日付のスウェーデン紙『Aftonbladet』によるインタビューに応え、パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチを将来的に獲得したいとコメントした。
新クラブ設立のため、現在はスタジアム建設に乗り出しているベッカム氏。「建設の許可が下りた。多分、2年でできるのがベストだけど、3年くらいで完成する予定だ」と現状を明かし、「もしイブラヒモヴィッチが元気だったら、その時はすぐにでも獲得したいと思っている」と、現役最終年度にPSGでともに戦ったイブラヒモヴィッチ獲得の意向を示した。
同氏は、「世界トップクラスの選手たちと一緒にプレーして、対戦もしてきたが、練習にも試合にも本気な選手なんて、見たことがなかった。彼が別格の選手であることは、パリに来た瞬間に分かったよ。それでも彼は、いつだって自身に対して冷酷で厳しく接していた。信じられなかったよ」とイブラヒモヴィッチが努力を重ねていることを称賛。「彼は生粋の勝者で、巨大な自信を持ったビーストだ。そして、僕は彼の大ファンなんだ」と信頼を口にした。