12月21日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が2週連続で首位を獲得した。
トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ第5弾。秘密裏に謎の多国籍スパイ組織「シンジケート」を追っていた腕利きスパイのイーサン(トム)だが、所属するスパイ組織IMFは解体され、後ろ盾を失う。さらに彼自身も国際手配の身となってしまう窮地の中、仲間と共にシンジケートの撲滅に挑むというもの。ヒロインをスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンが演じている。また、前作に引き続きジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムスが出演しているほか、IMFを解体するCIA長官にアレック・ボールドウィンがふんしている。
2位は先週と同じく『ミニオンズ』。女悪党スカーレットの声をサンドラ・ブロック、日本語吹き替えを天海祐希が担当している。他の日本語吹き替えは、スカーレットの夫で発明家ハーブに人気声優の宮野真守、ミニオンたちが旅の途中で出会う悪党家族の父親をバナナマンの設楽統、息子を日村勇紀、母親を歌手のLiSAが担当している。6位には『海街diary』が初登場。「マンガ大賞2013」などを受賞した人気マンガを『そして父になる』などの是枝裕和監督が映画化。父親の死をきっかけに、鎌倉の一軒家で暮らし始めた三姉妹と腹違いの妹がゆっくりと家族になっていく姿を描く。四姉妹には綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずがふんしている。
また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の18日の公開に合わせ、シリーズ6作品が全てトップ20内にランクインした。ただし『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』のみ先週からランキングを1つ下げて12位。同作品は日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で18日に放送されており、その影響と思われる。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(1位)
2位『ミニオンズ』(2位)
3位『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(3位)
4位『ビリギャル』(5位)
5位『インサイド・ヘッド』(6位)
6位『海街diary』(初登場)
7位『予告犯』(4位)
8位『イニシエーション・ラブ』(7位)
9位『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(8位)
10位『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(13位)
今週は、23日に『キングスマン』『カリフォルニア・ダウン』がレンタル開始となる。これらの順位と共に、『ミッション:インポッシブル』が3週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)