ピアノコンクール最高峰の舞台裏!調律師の闘いに迫る | ニコニコニュース

ショパン国際ピアノコンクール開催中、イタリアの“Fazioli(ファツィオリ)社”製ピアノの調律をする越智晃氏
Smartザテレビジョン

NHK BS1で、世界最高峰のピアノコンクールの舞台裏を公開。

【写真を見る】演奏家たちの良き相談相手になることも。KAWAI調律師・小宮山淳氏

12月23日(水)夜9時より、調律師たちの闘いに密着した「もうひとつのショパンコンクール~ピアノ調律師たちの闘い~」が放送される。

ポーランド・ワルシャワで5年に一度開かれるショパン国際ピアノコンクール。

ことしはその開催年にあたり、優勝を目指して30歳までの若手演奏家たちがしれつな闘いを繰り広げた。

実はその舞台裏で、各ピアノメーカーの調律師たちによる「もうひとつの闘い」があった。

出場者たちは本コンクールで弾くピアノを、“Steinway”“YAMAHA”“KAWAI”“Fazioli”の4つのピアノメーカーから選ぶことができる。

メーカーにとっては、多くの出場者から自社製のピアノを選んでもらい、彼らの中から優勝者を出すことが目標になっているのだ。

ことしは各メーカーに多数の日本人調律師が参加。YAMAHAとKAWAIの調律師たちをはじめ、新進気鋭のピアノメーカー、イタリア・Fazioli社の調律も日本人調律師・越智晃氏が担当した。越智氏は「100万人に1人の耳を持つ天才」と呼ばれ、欧米のメーカーから調律を任された初めての日本人だ。

コンクール中に起こるさまざまなハプニングや迫りくる時間との勝負、また出場者たちとの間で生まれる双方の利益を越えたエピソードなど、知られざる舞台裏を公開する。