東京ガスが2016年4月に始める家庭向け電力の販売戦略が22日、明らかになった。NTTコミュニケーションズや楽天など12社と業務提携し、営業力を強化する。ガスと電気、光回線をセット契約すると割引額が大きくなる「トリプル割」を設ける。人口が集まる首都圏で電力の新規顧客を開拓し、総合エネルギー企業への脱皮を急ぐ。

 24日に発表し、年明けから受け付けを始める。当面は首都圏を中心とした顧客を対象にする。16年4月の電力小売りの全面自由化で、大手電力による家庭向け電力販売の地域独占がなくなる。

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