公取委、コストコなど2社に警告 ガソリン不当廉売
愛知県常滑市で11月にレギュラーガソリンを極端に安く販売したのは独禁法違反の恐れがあるとして、公正取引委員会は24日、外資系量販店を運営するコストコホールセールジャパン(川崎市)など2社に不当廉売をやめるよう警告した。
他に警告を受けたのは愛知県半田市の石油販売会社バロン・パーク。11月中旬から、この2社で安売り競争が過熱しており、公取委は周辺の他業者の経営に影響を与えると早期の警告に踏み切った。
公取委によると、中部空港の対岸にある常滑市りんくう町にバロン社が8月に系列のガソリンスタンド(GS)を出店した。