人類は「神の領域」を犯してしまった!! キバヤシ率いる『MMR』新刊に「なっ なんだってーーー!?」一色!! | ニコニコニュース

『MMRタナカ』Facebookより。
おたぽる

 謎の組織の影も超常現象も、大抵のことは“ノストラダムスの予言”へと繋がってしまう『MMR マガジンミステリー調査班』(以下、『MMR』/講談社)。このたび、ほぼネタマンガと化して久しい同作の新作が刊行されることが決定した。この思いがけない発表に、おっさんを中心に、ファンは揃いも揃ってお決まりゼリフを発し、喜んでいるようだ。

 1990年代に、「週刊少年マガジン」(講談社)で不定期連載されていた、“マガジン・ミステリー・ルポルタージュ”略して『MMR』。キバヤシを中心とした同誌編集部員5人で構成された調査班が、宇宙人や天変地異、病原菌や遺跡、ときには人間の遺伝子レベルにまでメスを入れたミステリーマンガである。定番パターンは、キバヤシの強引な結論づけに、メンバーの「なっ なんだってーーー!?」。

 大抵の問題を“ノストラダムスの予言”に繋げ、当時の読者を恐怖に突き落としてきた『MMR』。つまり、“1999年7の月”が、『水戸黄門』(TBS系)における“印籠”を担っていたわけだが、何ごともなく問題の月は過ぎ、“ノストラダムスの予言”と共に終焉を迎えたかに思われた。しかし去年、2008年の「週刊少年マガジン」創刊50周年記念に掲載された「新世紀緊急報告MMR ~『人類最期の日』の真実を暴け!!~」と、講談社の投稿サイト「プロジェクト・アマテラス」で無料公開されていた「MMR復活編」の2編を収録した『新世紀黙示録MMR Resurrection』を刊行。「世界中を放浪してパワーアップしたキバヤシの話は絶品」「世紀末予言は外れてしまったけど、キバヤシたちの論理は、あれはあれでひとつの世界として破たんしてはないし、読んでで『これは!!』とトリップできる魅力がありました」など、ファンを喜ばせた。

 そして、再び『MMR』が蘇る!!

「プロジェクト・アマテラス」終了後、有料のメールマガジンとして配信していた「新たなる『恐怖の大王』とは!?」「いま、地球は崩壊している!!」「人類は『神の領域』を犯してしまった!!」という3本に加え、キバヤシ隊長の日常を描いた短編エピソード「キバヤシ隊長の華麗なる生活」3部作、10ページ以上の描きおろし4コマも収録予定の新刊『新生MMR 迫りくる人類滅亡3大危機!!』(3大危機=トリプルクライシス)。同作は『MMR』史上、最も直近リアルな危機をリサーチした“MMR史上最高の豪華本”で、発売時期は残念ながらまだ未定だが、どのような、とんでも恐怖で驚かせてくれるのか楽しみだ。

 なお、この発売決定にファンは「な、なんだってー!!」「な、なんだってー!?」「ΩΩΩ<な、なんだってー!!」と、お決まりのセリフを用いて驚きを表したのは、言うまでもない。