クリスマスの魔法!?ヨーロッパ式「クリスマスの恋のおまじない」 | ニコニコニュース

クリスマスの魔法!?ヨーロッパ式「クリスマスの恋のおまじない」
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12月24日はクリスマスイブ。もう予定はたてましたか?みんなでわいわいパーティする人、彼とふたりでまったりすごす人、期待に胸がふくらみます。まだ何の予定もない!というあなたも、今からでも間に合います。まだ。クリスマスまでに恋に出会える魔法をお教えしましょう。


☆アドベント(待降節)

ヨーロッパの人々にとって、クリスマスは一年で一番大きなイベント。12月25日だけをお祝いするのではなく、長い準備期間をもうけて盛り上げていきます。この準備期間がアドベント(待降節)。だいたい11月26日以降の日曜日からとされていて、今年は11月29日からスタートしています。日本でも最近注目されているアドベントカレンダー。日付がかいてある窓をあけるとお菓子が入っているものをよくみかけます。8日間だけとか短いものもありますから、今からでも買ってクリスマスまでの気分をもりあげつつ、毎日のお楽しみにしてはいかがでしょう。アドベント期間中にも、さまざまな行事がありますが、恋する若者たちのこんな風習も・・・。
それは、マキにモミの緑の枝をそえて、リボンで結び、それを好意をよせている人の家の入口や窓の下にひそかに置いてくるというもの。不審物として捨てられないように、思い切って相手にプレゼントしてしまうのがいいかも。


☆クリスマスイブの魔法

クリスマスのラッキーカラーは赤と緑、ラッキーナンバーは12。12本のキャンドル、12種類のご馳走、12回の乾杯・・・etc. もちろん、ラッキータイムは12時です。ヨーロッパでは、クリスマス・イブの晩だけ、若者が好きな女性を宿り木の下につれていってキスすることが許されているのだとか。
今年はひとりだけど来年こそというあなたは、12月24日に梨の木まで後ろ向きに歩き、そのまわりを3回まわると未来のダンナ様の幻があらわれるそう。また、12月24日にひいらぎの木のまわりを左右へ7回づつまわるとその夜の夢の中に未来のだんな様があらわれるそう。


☆クリスマスの魔法

クリスマスのお守りは恋に効くポプリ。乳香と没薬のはいっているポプリをクリスマスポプリとよんでいます。どちらも神聖な香りとされていて、特に、没薬には恋をよぶ力があるとされています。クリスマスの日に結婚式をあげるとラッキーといわれていますが、相手がいないあなたは、クリスマスの晩にニワトリ小屋の戸を三回軽く叩いてみて、ニワトリが鳴いたら、来年結婚できるのだそう。また、クリスマスに梨の木をゆすってみて、その時に犬の鳴き声がしたらその方角から未来のダンナ様がやってくる、またその方角に宝物があるというジンクスも。
また、フランスでは、クリスマスの夜、キリストが生まれた時間になるとウシとロバが人間の言葉をしゃべるといわれています。これを聞くのはなかなか難しいけど、ペットを大事にするといいことありともいわれていますから、動物にも愛を注ぎましょう。


☆おわりに

梨の木とかニワトリ小屋とか、クリスマスの魔法はなかなか難しいですが、そんなにインスタントに恋を手にいれることはできません。ひとつご注意!魔法は夜中にかけるのは厳禁です! 夕方から早い夜の時間にどうぞ。恋がうまくいくようにお祈りしています!(小泉茉莉花/ライター)           
(ハウコレ編集部)