2015年12月10日にアークシステムワークスより発売となった,韓国NURIJOY開発によるPlayStation Vita用リズムゲーム「SUPERBEAT XONiC」。先に掲載した記事では,本作のプロデューサーであるPlanetboom氏へのインタビューをお届けしたが,取材を行った翌日の12月6日には,本作に楽曲提供をしているアーティスト陣によるライブイベント「XONiC THE LiVE」が,韓国ソウル市にあるライブハウス・LEZHINCOMICS V-HALLにて開催されていた。
DJ MAXシリーズで人気の韓国人アーティストに加え,リズムゲームファンにはカリスマとして知られる日本人アーティスト・Cranky氏も参加し,会場は大きな盛り上がりを見せた。本稿では,その模様を写真と共にお伝えしていく。YouTubeのNURIJOY公式チャンネルにアップロードされたライブのダイジェストムービーも合わせて掲載しているので,合わせて堪能してもらえたら幸いだ。
■約2時間にわたる白熱のライブ
開場前から大勢のリズムゲームファンが行列を作り,開演前から熱気が充満した会場内。中には女性ファンの姿も見られ,アーティストが登場するたびに黄色い声援を飛ばしていた。
続いて卓に陣取ったのはM2U氏。エレクトロなテイストの楽曲を立て続けに演奏し,フロアを色とりどりのカラーで染め上げていく。ラストの「Music 2 You」では,来場者全員での合唱となるほどの沸きようで,すでにSUPERBEAT XONiCの楽曲が深く認知されていることを感じさせた。
クラブイベントでは珍しいMCの挨拶(しかもトークが軽妙)を挟んで登場したのは,Paul Bazooka氏。アシッド感の高い歪んだサウンドから,ファンク要素の強いノリノリの曲まで,かなり幅の広いパフォーマンスを披露。Paul Bazooka氏が操作するフィルターの開け閉めと連動するかのように,フロアの興奮度はさらに高まっていった。
ここでプレイは一段落し,ゲームを使った企画がスタート。
スーパープレイの興奮も冷めやらぬまま,イベントはいよいよ終盤戦へと突入。日本人アーティストのCranky氏が登場すると,場内からは日本語で「カッコイイー!」との声援が飛び交った。DJ MAXシリーズから楽曲を提供している氏だけに,その認知度は韓国でもかなり高いようだ。なお,イベント開始直前に収録したCranky氏へのミニインタビューも記事の最後に掲載している。そちらもお楽しみに。
「いろんな曲をかけますのでついてきてください!」と語ったCranky氏のプレイは,まずはメロウな雰囲気の「Give & Take」からスタートし,野太いビートが野性味を感じさせる「DINO」へ。そして,一転して超アゲアゲなユーロビートの「Party of the Year」が流れると,オーディエンス達は大合唱となり,会場はものすごい一体感に包まれた。
イベントのクロージングを務めたのは,オープニングと同じくFlash Finger氏とPlanetboom氏。「Collaboration」ではFlash Finger氏が伸びのあるボーカルを聴かせ,明るいメジャーコードをギターで響かせまくった「ANTIKYTHERA」と続いていく。ラストは曲名どおりに爽やかな「The Lemon Squash」が流れる中で出演者全員が登場。約2時間,31曲にわたる白熱したライブは興奮のままに終了となった。
■とにかく楽しむことがすべて――日本人アーティスト,Cranky氏ミニインタビュー
――今回は韓国でのイベントになりましたが,参加される今の気持ちを教えてください。
Cranky氏:
――今日のライブをどう盛り上げるか,プランは考えてありますか?
Cranky氏:
――「SUPERBEAT XONiC」に収録されているCrankyさんの楽曲について,アピールをお願いします。
Cranky氏:
――ファンに向けたメッセージをお願いします。
Cranky氏:
――ありがとうございました。
■■XONiC THE LiVE セットリスト
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