クリスマスイブ、ドルトムントの香川真司から子供たちにクリスマスプレゼントが届いた。
12月24日(木)、香川が神戸総合運動公園ユニバー記念競技場に子どもたちを招待し、「#ShinjiDream Christmas(シンジ ドリーム クリスマス)」を開催。イベントは生まれ故郷である兵庫で、「子供たちと一緒にボールを蹴りたい」という香川の強い思いから実現した。
イベント開催告知は、4日前の12月20日からスタート。募集期間が短かったことと、「ど平日の昼間から、どれだけ集まるか心配だった」と話した香川だったが、会場にはおよそ1500人が来場し、イベントは終始笑顔に包まれた。
イベントは2部構成で行われ、第1部には4歳から6歳までの子供たち約500人が参加。子供たちが約30人ずつのグループに分かれ、順番にピッチに入って行われたミニゲームには、ドルトムントの同僚である丸岡満と、キャプテン翼の作者、高橋陽一さんがスペシャルゲストとして参加した。「公園でサッカーをする感覚で、芝の上で、思いっきり楽しんでほしい」と話した香川の言葉どおり、子供たちは約80分にわたり、ピッチ上でボールを追いかけ回した。
第2部では、香川が兵庫県内の小学1から3年生の男女31人と8分ハーフで対戦。後半には香川チームに丸岡が加わったが、3-4で敗れた。香川は泣きの延長戦を希望し、最終的に香川・丸岡チームが6-4で勝利している。
イベント中には、参加者の男児が迷子になるハプニングが発生。香川は自らマイクを手に取り「香川真司がお呼びです。おったら手挙げてよ」と呼びかける場面も。イベント中断から約30分後、競技場の外で発見され、男の子は母親と再会。その姿を見た香川は「見つかって、良かった」と安堵の表情を浮かべた。
「たくさんの子供たちが来てくれて、本当に幸せ者だと感じました。みんなからクリスマスプレゼントをもらった気持ちです。僕も精進して、さらに上を目指したい。子どもたちには大きな事にチャレンジしてほしいです」と話し、自身が初めてプロデュースしたイベントを締めくくった。