宮本亜門演出、山崎育三郎主演の舞台でデビュー ミュージカル『プリシラ』キャスト“DIVA”オーディション | ニコニコニュース

ミュージカル『プリシラ』の演出を務める宮本亜門(左)、主演のティック(ミッチ)役・山崎育三郎(右)。
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 アカデミー賞受賞映画のミュージカル版『プリシラ』が、宮本亜門演出、山崎育三郎主演で2016年12月に上演されるにあたり、東宝、エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ、テイチクエンタテインメント、ソニー・ミュージックエンタテインメントの4社が共同で「The Divas」(ディーバ)役の大規模オーディションを一般公募で開催する。

【写真】宮本亜門、山崎育三郎の写真。ミュージカル『プリシラ』オーディションの応募要項

 原作は1994年公開の、3人のドラァグクィーンたちのドタバタ珍道中を描いたオーストラリア映画。低予算の作品にもかかわらず世界中で絶賛を浴び、その奇抜でオリジナリティ溢れる衣裳がアカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞。日本でも劇中音楽とともに大きなブームを巻き起こした。さらに2006年にはオーストラリアでミュージカル版を上演。ヒット・ソングを散りばめたディスコ・ミュージック、豪華な衣裳で歌って踊るエンターテイメント満載の舞台は、ロンドン・ウエストエンド、NY・ブロードウェイを含む15か国以上の国にて上演されてきた。

 そして今回、世界を舞台に活躍する宮本亜門による演出、そして“ミュージカル界のプリンス”として不動の人気を誇り、ドラマ『下町ロケット』(TBS系)真野賢作役で映像作品でも実力を発揮した山崎育三郎を主演のティック(ミッチ)役に迎え、日本初上陸を果たす。

 あわせて、その舞台で劇中のディスコチューンを歌い上げるゴージャスな女性3人組『The Divas』(ディーバ)役を一般公募でオーディションを行う。3人で歌う曲に加え、それぞれのソロパートもある役。世界で活躍する一流の演出家、今最も旬な俳優と活躍できるチャンスだ。

■演出・宮本亜門のコメント

「リオのカーニバルとオリンピック開会式をシェイクしてカクテルにしたような、ゴージャスでド派手なショーです!三者三様の背負った過去にホロりとして、元気になれる人間讃歌。ドラァグクィーンたちが目指す先は、誰もが幸せになれる華麗なるステージ!16年の冬は、名曲の数々にノって、キッチュなコスチュームで身を包む“砂漠の花”たちとエンジョイしてください!」

■ティック(ミッチ)役・山崎育三郎のコメント

「笑いあり涙ありの脚本、名曲揃いの歌、派手なダンスシーン、そして、ロンドン版と同じ奇抜でオリジナリティ溢れる色鮮やかな衣裳とヘアメイク、これぞエンターテイメント!


僕自身は、初のドラァグクィーンに挑戦になります。2008年に同じく日生劇場で上演された、鹿賀丈史さんと市村正親さん主演『ラ・カージュ・オ・フォール』で、女性として生きる市村さん演じるザザを、息子ジャン・ミシェルとして毎日目の前で見てきました。
ここで育った経験も活かし、ありのままの自分をさらけ出し、プリシラの世界を生きたいと思っています。今回は露出もあるらしいので、身体もしっかり鍛えて、美しいラインを目指します。やっと出逢えた念願のコメディミュージカル作品、全身全霊で役に挑み、新たな壁をぶち破ろうと思っています!
そして何と言っても、演出の宮本亜門さんの創るプリシラワールドがとても楽しみです!亜門さんは、太陽の様に明るくて、常に前向きなエネルギーに溢れ、周りを幸せな気持ちにされる方。そんな亜門さんと、こんなハッピーな作品『プリシラ』を一緒に作れることを本当に嬉しく思います」