任天堂は、携帯型ゲーム機「ニンテンドー2DS」を来年2月27日に発売する。「ニンテンドー3DS」のソフトを遊ぶことができるが、3D表示機能を省いて価格を抑えているのが特徴だ。ゲームボーイ版初代「ポケットモンスター」ソフトが付属するパックを9980円(税別)で販売する。
ニンテンドー2DSは2013年、海外市場向け3DSのてこ入れとして欧米で発売していた。現行機種「ニンテンドー3DS」の売りの1つである裸眼立体視機能を省いた廉価版で、折りたたみ機構をやめて上下2画面を持つ一体型デザインを採用しているのも特徴だ。
スピーカーはモノラル(ヘッドフォンはステレオ対応)。スリープモードにするには本体下部のスリープスイッチを使う必要がある。無線LAN通信機能、カメラ(前面/背面)なども備えている。
本体サイズは127(縦)×144(横)×20.3(厚さ)ミリ、重さ約260グラム。上画面は3.53インチ/400×240ピクセル、下画面はタッチ機能付き3.02インチ/320×240ピクセル。
販売するのは、3DSバーチャルコンソール向けゲームボーイ版初代ポケットモンスターのソフトが付属する「ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ」限定パック4種類。ポケモンセンター、イオン、トイザらス、TSUTAYA限定となる。予約は12月26日から受け付ける。
限定パックには各カラーのニンテンドー2DS本体のほか、バーチャルコンソール版ポケモンソフトが入っている4GバイトのSDHCメモリーカード、ACアダプタなどが付属する。