「会話できる家電」として知られるシャープのロボット掃除機「COCOROBO」に、戦国武将の伊達政宗と会話できる特別バージョンが登場し、ネット上で話題となっている。
「COCOROBO」は、シャープが開発する人工知能「ココロエンジン」を搭載した掃除用ロボット家電。音声認識で操作ができるほか、充電量や掃除の状況に応じて光や動きのアクションが変化。さらに、あいさつや簡単な会話もできる。
そんな「COCOROBO」が、今年10周年を迎えたカプコンの戦国アクションゲーム『戦国BASARA』とコラボ。「プレミアムなCOCOROBO <戦国BASARA 伊達政宗Ver.>』として、ゲーム中に登場する人気キャラクター・伊達政宗のオリジナルボイスで会話できる「COCOROBO」が限定予約販売となったのだ。予約は、カプコンの公式通販サイト「イーカプコン」で2016年1月18日まで受け付けており、価格は15万円(税抜)。3月末に出荷予定だという。
「ただいま」と声をかけると「Welcome back! 会いたかったぜ」と答えるなど、なかなかカッコいい雰囲気の同製品。10年使用し続けると、特別なセリフを発するなど遊び心もいっぱいで、ツイッターでは、
「欲しいわ~(笑)シャープさん何でも作ってくれるんやなすげー!!」
と、かなり楽しまれている様子。しかし、15万円という価格については、
「欲しい!!とても欲しい!!!!!! だがしかし買える値段じゃない!桁が違う!!」
などと、少々高価すぎると感じるネットユーザーが多かったようだ。
実は「COCOROBO」のコラボは伊達政宗が初めてではない。2014年11月には、声優・木戸衣吹と漫画家・霜月絹鯊とのコラボとして、美少女キャラクターと会話できる「プレミアムなCOCOROBO<妹Ver.>」を発売。また、今年5月にはアニメ『黒執事』とコラボし、「プレミアムなCOCOROBO <黒執事Ver.>」を発売している。さらに、非売品だが『機動戦士ガンダム』の「ハロモデル」「シャア専用モデル」が、東京・お台場のダイバーシティ東京「ガンダムフロント東京」で展示されたこともあった。
その価格がネックだが、評判は上々のコラボ版「COCOROBO」。次はどんなキャラクターとコラボするのだろうか。
※当記事は2015年12月23日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。