人気アニメ「ルパン三世」のライブイベント「ルパン三世コンサート〜LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015〜」が24日、中野サンプラザホール(東京都中野区)で開催され、アニメの音楽を手がける大野雄二さんが率いるバンド「Yuji Ohno & Lupintic Five」が登場した。ステージに設置されたスクリーンには新旧のアニメの映像を上映。アニメの映像と大野さんのライブがコラボするのは初めてで、映像と生演奏が融合したライブが展開された。
イベントは、30年ぶりとなるテレビアニメの新シリーズの放送と「Yuji Ohno & Lupintic Five」の結成10周年を記念して開催され、約1700人のファンが集まり、原作者のモンキー・パンチさんの姿も見られた。
ライブでは「ルパン三世のテーマ」「MANHATTAN JOKE」「ルパン三世愛のテーマ 」「ラブスコール」などの人気曲のほか、新シリーズのエンディングテーマ「ちゃんと言わなきゃ愛さない」や新キャラクターのレベッカのテーマ曲も披露。CM放送前後に流れるアイキャッチの生演奏も繰り広げ、観客を盛り上げた。また、大野さんは新シリーズの楽曲について、50曲のオファーに対し「250曲書いた」と明かし、ファンを驚かせていた。
「ルパン三世」はモンキー・パンチさんの人気マンガが原作。テレビアニメシリーズは、2012年にスピンオフの「LUPIN the Third〜峰不二子という女〜」が放送されたが、本編シリーズは1984、85年に放送された「ルパン三世 Part3」以来、30年ぶり。また、ライブの模様を収録したブルーレイディスクとDVDが3月23日に発売される