インターネット通販大手アマゾンジャパンによる本の値引き販売をめぐる朝日新聞の記事に対し、筑摩書房は25日までに「事実が曲解され、誤解を招く恐れが強くあり、看過できない」として朝日新聞の記者に抗議したことを自社の公式サイトで明らかにした。

 抗議の対象となったのは、朝日新聞の24日付朝刊に掲載された「本の値引き 仁義なき攻防」と題した記事。「再販売価格維持制度に基づく定価販売」を揺さぶるアマゾンに出版界の「警戒感は根強い」とした上で、アマゾンが始めた本の値引き販売に「参加するのは1社のみ」として、筑摩書房の名前を挙げた。

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