ビジネスにおけるプレゼンテーションや冠婚葬祭の席、イベント時などスピーチをするシーンはたくさんあります。そんな時に思わず周囲の人が息をのんでしまうほど魅力的な話し方ができればイイと思ったことはありませんか?ここでは、そう考えている方のためにほんの少しコツやポイントをお伝えしていきましょう。
【周りが驚くスピーチのコツ】
同じ内容のスピーチをしたとしても、話す人によっては多くの聴衆を惹きつけ、また違う人が話したときには退屈で眠くなってしまうという。この違いっていったい何なのでしょうか?実は、魅力的な話し方をしている人というのはあることに気を付けているんです。
■声の音程に変化をつける
日本語というのは英語と違って平坦な喋り方が印象的と言われます。つまり、音に抑揚がないということですね。海外の人が日本語に抱く印象というのは平坦でストレートな感じだそうです。それにひきかえ英語はとても抑揚が大きいですよね。
■緩急をつけた話し方
先ほどの話と似ていますが、スピーチが上手な人というのは例外なく話に緩急をつけています。口から発する言葉のスピードやペースです。ずっと一定のテンポで喋り続けている人と緩急がついた喋り方の人とならどちらに耳が傾くかは一目瞭然でしょう。
音程の変化と抑揚、緩急がスピーチでは非常に重要。ここに意識を集中するだけでも耳を傾けてくれる方は増えるでしょう。
【印象に残る話し方】
スピーチで大勢の人に耳を傾けて貰うにはさきほどご紹介したような音程の変化、言葉の緩急などが非常に重要となりますが、ほかにも大切なことがあります。より多くの方の印象に残るスピーチをするための方法について少々ご紹介しましょう。
■身振り手振りを交える
ただ棒立ちで延々としゃべり続けている人と、身振り手振りを交えながら熱く語っている人なら後者の方が魅力を感じるのではないでしょうか。また、印象に残るという意味でも身振り手振りというのは非常に効果的な方法なんですよ。
■間を大切にする
間を上手に使うことでペースを自分のものとしたり、次の言葉に聴衆の耳を集中させたりすることができます。ほんの少し間を設けるだけで聴衆は次の言葉が気になりますし、何故ここで静かになったのかを考えたりするんですね。
身振り手振りと間を大切にするだけで、より多くの方がスピーチに耳を傾けてくれるようになるでしょう。最初は難しいと感じるかもしれませんが、結局のところは慣れですからまずは意識することから始めてみることですね。
素晴らしいスピーチができるようになると、それだけで周りからの評価が上がります。仕事でも良い影響が出てきますし、あの人のスピーチは何か心に響くと言われるようになるかもしれませんね。人前でスピーチをすることが多いという方や、これからそういう場に出ることが増えるという方は是非ここにご紹介した方法を実践してみてください。