現在世界で一番おおきな「像」は、中国にある「魯山大仏」で128メートル。また日本の茨城県牛久市にある「牛久大仏」というものは、全長120メートルということで第2位。これは1986年と、結構最近にできたものですが、今よりはるか昔なんと150メートルの巨像がギリシアにあったかもしれないのです。
こちらがかつてギリシアにあったとされる「ロードス島の巨像」である。高さ何と150メートルあるのではないかと最近の研究では推測されているということで、高い建造物ということで「権力の象徴」のほか「灯台」などに使われていたのではないかということだ。それはトルコからも見えるほどの高さを誇っていたという。
実際にあったかどうかは、まだ疑問が多いわけですが、古代ギリシアの七不思議として語り継がれているということです。
で終わりじゃないのです!なんとギリシアは最近この巨像を復活させるという計画が持ち上がっているようです。ちょっと待ってください、ギリシアといえば財政破綻して、巨大な像を立てているばあいじゃないのでは?と思うのかもしれないが、そこはギリシア人。
だからこそ巨像をたてて、気運を高める!とのことです。
時代は進んでも、ギリシア人の心はかわっていないようで・・・。
ちなみにこの巨像、紀元前305年にロードス島キプロスの支配者「アンティゴノス1世、オーバーローズ」の勝利を祝うために建てられたということで50年間立っていたそうです。
もし復活すれば、実に2300年ぶりの復活です。
掲載元
(秒刊ライター:たまちゃん)