年末年始といえば、多くの勤め人にとって1年で最も長い休みが取れる時期。今年は連休を増やすため、12月28日の月曜日に何とか出勤しないで済むよう、多くの社会人が攻防を繰り広げていた。
昨年は年末年始の曜日の並びがよく、多くの勤め人が12月27日(土曜)から1月4日(日)まで9連休を確保できた。今年の場合、一般的な公務員の年末年始休暇である12月29日から1月3日に合わせる一般企業も多いが、仕事納めの12月28日(月)さえ休めば、6連休が9連休に伸びる計算だ。
それゆえ、23~24日のツイッターを見ると、「何とか28日を休んでやろう」と、苦闘している人が数多く見受けられる。そのなかには、
「よっしゃ!28日の有休を勝ち取った」
と、すでに“戦い”に勝利した人もいる。ただ一方で、
「28日、有休入れるかな…(チラッチラッ」
など、休みが確定できずにイライラ、ソワソワする人も続出。そのほか、
「なんでうちの会社は28日に大掃除のためだけに出社しないといけないんだろうか」
など、28日の出社命令にイラついている人も少なくない。
ちなみに11月27日に日本道路交通情報センターが発表した年末年始の渋滞予測では、12月26日(土)~1月4日(月)までを「年末年始期間」としている。これによると、ピーク時の渋滞の長さが30kmを超えると予想される区間は、地方へ向かう下りでは分散しているが、“帰り”となる上りでは1月2日に集中している。ただし、関越・東名の両高速道路上り線では、2日以外でも30kmを超す渋滞が予想されるようだ。
28日に休みを取れた人も取れなかった人も、車を利用した遠方への帰省では、こうした渋滞事情を考慮したスケジュールを組んだほうがよさそうだ。
※当記事は2015年12月26日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。