乳児に覚せい剤、男起訴=口から投与、殺人罪で―熊本地検

 生後3カ月の男児が覚せい剤を投与されて殺害された事件で、熊本地検は27日、殺人などの罪で無職吉村天翔容疑者(24)を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状によると、吉村容疑者は9月4日午前5時ごろから午後0時20分ごろまでの間に、熊本市東区のホテルで、知人女性の長男西田悠真ちゃんに殺意を持って口から覚せい剤を投与し、覚せい剤中毒による循環障害などで殺害したとされる。

 熊本県警によると、知人女性が悠真ちゃんの異変に気付き、同日午後0時半ごろ110番した。