12月20日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、AKB48・高橋みなみ、女優・前田敦子、HKT48・指原莉乃の3人が登場した。
先日、2016年3月28日に卒業することを発表した高橋は、2人から「総監督って、結局、何してました?」「あれ(拡声器)を使える人じゃない?『集まれー』って言える人」と言われると、「一番大変だったのは、責務というか、『責任を全部請け負う人』ってなった感じ」と、心境を吐露した。
指原が「迷惑かけた身なんで……」と恐縮しながら、「スキャンダルが起きた時に、たかみなにコメントが求められるじゃないですか」と言うと、高橋は「プライベートを監督する人はいない。それは自己責任だし、そこは私は何も言えない」と、苦しい立場だったことを明かした。
また、指原から「結婚しないんですか? まだ」と聞かれた前田は、「絶対しないでしょ」と断言。「24、25歳ぐらいで一回憧れる」「もう、それをすぎちゃったかもしれない」「40歳までにできればいいかなって思ってる」と結婚観について語った。
さらに前田は、理想の相手について「やりたいことやって、自由な感じの女でいいよっていう人と結婚したい」「恋愛は、同じ年くらいの人か、すごい年上の人としてみたい。20歳ぐらい上の人」と明かした。テレビ局関係者が語る。
「前田は、結婚間近ともいわれていた歌舞伎俳優・尾上松也と、6月末に破局していたことが、一部週刊誌によって伝えられました。これまでも破局が報じられたことはありましたが、同番組での発言を鑑みても、破局は決定的といえそうです。
かねてからプレイボーイといわれていた尾上は、前田との交際報道後もラジオ局プロデューサーの女性との車中キスを撮られるなど、浮気癖が治らないとされていたため、業界内では『別れたのは、前田のためにはよかったのではないか』との声もあります。
めでたく結婚して“梨園の妻”となったとしても、伝統や格式を重んじる歌舞伎界では、今後の活動に制約も生まれかねません。そういったしがらみを断ち切り、『結婚してもやりたいことをやらせてほしい』という発言は、今の前田の本音でしょう」
●AKBファン「高橋を『報ステ』後任に……」
番組後半では、高橋から「さっしーは、ずっとバラエティでいきたいの?」と聞かれた指原が「私は幸せな人生を歩みたい」「人生不安すぎて、本当にお金を死ぬほど貯めてる。怖くて」と語る一幕もあった。
最後には、「いつまでアイドル?」という高橋の問いに、「アイドルで始まったんだったら、アイドルで終わるんだよ」「アイドルはずっと意識すると思う」と言い切った前田。「いつまで(AKBが)あると思います?」という指原の質問には「とりあえず、あと5年は大丈夫じゃないかな」と答えていた。
前田と指原は、過去に「シングル選抜総選挙」で1位に輝いた経験を持ち、総監督の高橋はAKBグループの顔といえる。この豪華な3人の鼎談を、ファンはどう見たのだろうか。
「高橋はほかの2人の気持ちを代弁したり、話をまとめる役割に自然になっていて、さすがリーダーだと思いました。『報道ステーション』(テレビ朝日系)の古舘伊知郎キャスターが来年3月末で降板することが発表され、後任にいろいろな人の名前が取り沙汰されています。高橋も3月にAKBを卒業することから、ファンの間では『思いきって高橋が後任でもいいぐらいだ。週一のコメンテーターなら、現実味があるのでは』などという声が広まっています」(30代男性)
「前田の『アイドルで終わる』発言は、破局を乗り越えた女性の覚悟を感じた。映画を中心に女優として成長しているし、これから演技の道に生きる彼女が楽しみ」(30代女性)
「指原は、ソロで活躍する小島瑠璃子のことを『モンスター』と称していましたが、そういう危機感を持つことはすごく大事ですよね。移り変わりの激しい芸能界ですが、そういった意識がある限り、指原はバラエティの女王として生き残ると思います」(20代男性)
15年も多くの話題をさらったAKBグループおよび前田。いずれにせよ、来年もその動向に注目が集まりそうだ。
(文=編集部)