「十二国記」新作は2016年中の完成を目指している――新潮社が途中経過を発表

十二国記通信 麒麟便り
ねとらぼ

 新潮社は12月28日、小野不由美さんの人気小説「十二国記」の新作について、2016年中の完成を目指し、着々と執筆が進んでいると発表しました。

【拡大画像や他の画像】

 同作は、古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー。1991年から続いており、NHKでアニメ化も果たしています。近年は刊行ペースが遅く、2013年に12年ぶりとなるオリジナル短編集「丕緒(ひしょ)の鳥」が出て以来、音沙汰がありませんでした。

 新作は昨年12月の時点で「原稿は1000枚超」と報告があり、今回もあらためて「とても長い物語になる予定です」とコメントしています。刊行予定は決まり次第発表するとのこと。