かつてレアルでプレーしたポルティージョ [写真]=Getty Images
サッカーキング

 かつてレアル・マドリードなどでプレーし、現在はセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部リーグ相当)のエルクレスに所属しているスペイン人FWハビエル・ポルティージョが28日、現役引退を表明した。エルクレスの公式HPが伝えている。

 レアル・マドリード下部組織出身のポルティージョは、2002年10月に20歳でトップチームデビュー。翌シーズン終了までの2年間で公式戦52試合に出場して16ゴールを挙げたものの、フィオレンティーナ(イタリア)やクラブ・ブルッヘ(ベルギー)へのレンタルを経て、2006年夏にレアルとの契約を解除した。

 退団後はジムナスティック・タラゴナ、オサスナ、エルクレス、ラス・パルマスと、スペイン国内クラブを渡り歩き、2012年にエルクレスへ復帰。キャリア通算で454試合に出場し、159得点を記録した。

 発表に際し同選手は「チームのためを思っての決断だ。引退に適切なタイミングだと思っている。エルクレスにはお金が必要で、僕の給料をクラブが使えるようにしてあげたかったんだ」とコメントしている。