花の形がサルの顔に似たラン「モンキー・オーキッド」=27日、福島県いわき市のアクアマリンふくしま
共同通信社

 福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまが27日から、花の形が来年のえと「申(さる)」の顔に似ているランの展示を始め、来館者の注目を集めている。来年1月12日まで。

 同館によると、「モンキー・オーキッド」と総称されるランで、南米コロンビアやエクアドルなどの標高や湿度の高い山中に生息。虫に花粉を運んでもらうために特殊な進化をし、個性的な形になったという。

 開花期間が短く温度や湿度の管理が難しいため、同館では10種類の花を用意し期間中入れ替えて展示する。