リーガ・エスパニョーラ第17節が30日に行われ、レアル・マドリードとレアル・ソシエダが対戦した。
前節、レアル・マドリードはラージョ・バジェカーノを10-2で粉砕。首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差を「2」に縮めた。クリスマス休暇明けの今節は、14位のレアル・ソシエダをホームに迎えての対戦。2015年最後の一戦を白星で締めくくりたいところ。先発メンバーには、MFギャレス・ベイル、FWカリム・ベンゼマ、FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”トリオに加え、MFトニ・クロースやMFハメス・ロドリゲスらが名を連ねた。
開始18分、ソシエダにアクシデント発生。イマノル・アギレチェが負傷したため、ブルマが投入された。レアルは23分、ベンゼマが敵陣ペナルティエリア内で倒されたとの判定でPKを獲得。C・ロナウドがキッカーを務めるが、シュートはクロスバー上に外れ、先制の決定機を逃した。
さらに40分、ベイルの右サイドからのクロスが、エリア内でブロックに入った相手選手の腕に当たり、ハンドの判定でまたもレアルにPKが与えられる。42分、再びキッカーを務めたC・ロナウドが今度はゴール右にしっかり決めて、レアルが先制に成功した。ソシエダは45分にセルヒオ・カナレスが負傷し、再び交代カードの使用を強いられ、ルベン・パルドを投入した。前半はレアルの1点リードで折り返す。
後半立ち上がりの49分、ソシエダの反撃が実る。エリア内右でボールを受けたブルマが右足を振り抜くと、狙いすましたシュートはカーブを描きゴール右隅に決まった。同点として勢いに乗るソシエダは54分、ブルマがエリア内右に抜け出すが、飛び出したGKケイロル・ナバスの好セーブに阻まれ、シュートまで持ち込めない。
レアルは59分、J・ロドリゲスを下げてマテオ・コヴァチッチを投入。61分、そのコヴァチッチからの左クロスを、中央のベンゼマが頭で合わせるが、シュートはGKヘロニモ・ルジにキャッチされた。レアルは67分、エースのスーパーボーレーで勝ち越しに成功する。左CKでマルセロが中央にボールを送ると、ファーサイドのC・ロナウドが後方に下がりつつ、左足のダイレクトボレーを放ち、ゴール左隅に突き刺した。
レアルは76分、ベンゼマを下げてルーカス・バスケスをピッチに送り出す。すると86分、カウンターからL・バスケスが追加点を奪う。C・ロナウドのパスを受けたベイルが左サイドからアーリークロスを供給。走り上がっていたL・バスケスがワントラップからエリア内中央で右足シュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
試合はこのまま終了し、レアルが3-1で勝利。2連勝で2015年を締めくくった。一方のソシエダは3試合勝利から遠ざかる結果となった。
レアル・マドリードは次節、来年1月3日にアウェーでバレンシアと対戦。レアル・ソシエダは同日にラージョ・バジェカーノとのアウェーゲームに臨む。
【スコア】
【得点者】